そうならないことを願っていますが、このままだと、来年3月で「なにわの海の時空館」は閉館になる可能性がかなり高いと思います。そうなると、浪華丸の見学は当分の間困難になるでしょう。最悪の場合、解体されてしまって、二度とみられない、ということもあり得ないわけではありません。
そうなったときに、この知的資産をどう保存し、共有していったらいいのか…。考えた末に、専門家の解説とともに船の細部を映像に記録する、という方法をおもいつきました。
12月1日の現地ツアーの際、映像プロダクションに依頼して記録用のカメラを入れます。映像は番組に編集し、可能であれば近いうちにネット上で一般公開しようと考えています(参加者の方は映り込まないように配慮します)。
ただし、そのためには、まずツアーが成立しなければなりません。口幅ったい言い方ですが、市民の方々にご協力をお願いできることの一つかと思っています(というか、そもそも大阪自由大学自体が市民によるプロジェクトなのですが)。
みなさん、どうぞよろしくお願いいたします。
(なお、映像記録の費用に関しては、AIBOの協力を頂戴しています)